コラム

良いホームぺージとは 6つの条件

 良いホームページとは、どういうホームぺージを思い浮かべますか?

 高級感溢れるセンスの良いホームぺージでしょうか?
 先進的なデザインのおしゃれなホームぺージでしょうか?

 双方とも正しくもあり、間違ってもいます。

 良いホームページを一言で表すと、

 伝えたい事が掲載されていて、それが閲覧者にしっかりと伝わるホームぺージ

 だと言えるでしょう。

 良いホームぺージのデザインは、業種、取扱商品・サービス、価格帯、主要な顧客層などに応じて変わります。

 例えば、高級ブランドを扱う企業は、ファッション性の高い顧客向けに、流行に合ったおしゃれなデザインが良いでしょう。

 一方で、低価格帯のメニューをそろえる居酒屋のような業種では、賑わい感や親しみやすさを訴求することが重要で、ファッショナブルで高級感溢れるデザインでは身構えてしまい逆効果にもなることもあるでしょう。

 また、主要な顧客層が比較的高齢の方が多い場合、先進的なデザインだと操作に不慣れで必要な情報にたどり着けないことも予想できるため、見慣れた定番のデザインの方が良いでしょう。

 このように、業種、取扱商品・サービス、価格帯、主要な顧客層などに応じて、デザインを使い分ける必要があり、必ずしも高級感溢れるセンスの良さや先進的なデザインのおしゃれなホームぺージが効果的とは言い切れないのです。

 WEBサイト制作時の良いホームぺージの6つの条件を挙げます。

1.伝えたいこと、伝えるべきことが文章で記載されている

 忘れがちなのが企業理念や社歴などの会社紹介や店舗紹介、そして社長や店長、従業員紹介などの情報です。これらをしっかりと文章で記載することで、会社や店舗、そしてそこで働いている人をよく知って貰うことができ、親しみやすさも湧き、信頼感が高まります。

2.画像や動画などを多用しビジュアルで訴えている

 業種などにもよりますが、店舗や商品を画像や動画などを多用してビジュアルで訴えることで、それらを正確に知ってもらうとともに、イメージを掻き立てることができます。また、職場風景や従業員などの画像や動画を掲載することで、より一層親しみやすさが湧きます。

3.多くのページを閲覧されるようナビゲーションがしっかりとしている

 WEBサイト閲覧者が1ページのみ閲覧して去ってしまうよりも、多くのページを回遊してもらい、企業や店舗のことをよりよく知ってもらうためには、ナビゲーションがしっかりとしている必要があります。見つけやすいメニュー、関連情報の記載、ぺージ階層が分かるパンくずリストの表示、重要情報を目立たせるなどが効果を発揮します。

4.デザインがターゲットとする閲覧者に合っている

①年齢(若年層向け、中高年層向けなど)

 ターゲットが若者向けのときは、先進的なデザインでも良い印象で受け入れられますが、中高年層は先進的なデザインだと必要な情報にたどり着けないなど問題が生じることがあります。よって、見慣れた定番のWEBサイトの方が良い場合があります。

②取扱商品・サービスの価格帯(ファッション性)

 取扱商品・サービスが高価格帯の場合は、ファッション性を重視して画像や動画を多用し、文字を少なめにし、スペースを活用するなどしてイメージを大切にしたデザインにします。

 一方、低価格帯の場合は、情報を多くし賑わい感や親しみ感を出し、多くの情報をしっかりと閲覧してもらえるように回遊性を高めたデザインにすることが大切です。

5.多くの人に閲覧されるよう設計されている

 多くの人に閲覧されるために、以下の施策が重要です。SNSからの流入や外部リンクはホームぺージ自体の機能ではありませんが、深く関連していることからホームぺージ制作時にセットで検討すると良いでしょう。

①SEO対策

 SEO対策(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化) とは、GoogleやYahooなどの検索エンジンで自社サイトを上位表示させるための対策のことです。検索ワードで検索したときに、1ページ目または2~3ページまでに表示させることで、検索エンジン経由での閲覧者を多く獲得できます。

 SEO対策の詳細は別の記事に記載しますが、最も重要なことは多くの人が必要としている優良なコンテンツ(掲載内容)を豊富に掲載することです。よって、ホームページ内でブログを展開し、継続的に優良コンテンツを追加することも効果的になります。

②SNSからの流入

 Facebook、Twitter、Instagram、YouTubeなどのSNS (Social Networking Service:ソーシャルネットワーキングサービス)は、ホームぺージへ閲覧者を流入させる効果が非常に高いです。SNSの即時的な情報発信や拡散力は、ホームページの更新やブログなどよりも強力なため、ホームぺージとセットで運用することをおすすめします。

 ただし、多くのSNSを運用する時間を取れないことも考えられるため、どのSNSを活用するか検討が必要です。SNSにも使用率の高い年齢層などの特徴もあるため、自社の商品・サービスと合ったSNSを厳選すると良いでしょう。

③外部リンク

 優良で閲覧者が多いホームぺージからリンクを貼られることで、そのリンク経由でサイト閲覧者を獲得することができます。リンクを貼ってもらうためには、自社サイト自体が優良サイトになる必要があります。

6.制作費および運用費が低い

 費用をかければどんなことも実現可能ですが、低価格で最大限の効果を発揮することは重要です。製作費を抑えるために、CMS(Contents Management System:コンテンツ・マネジメント・システム)を使用し、細部に拘ったフルオーダーではなくカスタムオーダーなデザインにすることで、低コストでホームページを制作することが可能となります。

 また、ホームぺージは作ったら終わりではなく、情報追加、修正などの更新も重要です。これらも低コストで運営することができるサイトが良いホームぺージと言えるでしょう。

 これらを実現するために、ブルーラウンドではマーケティングの視点からコンテンツ(掲載内容)とサイトデザインを考え、ホームぺージに必要なイメージ写真を撮影し、適切で魅力的な文章を記述し、多くの閲覧者のアクセスを実現し、回遊性を高めて多くのページを閲覧してもらう施策を一貫して行なうことができます。特に中小企業・小規模事業者様向けのホームぺージに力を入れています

 気軽にお問い合わせください。

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