Blue Roundについて

1.ミッション

 持続可能な社会の構築と人々の夢の実現に貢献します。

 私たちは資本主義経済下において、経済発展を原動力としてインフラを整備し、生活に必要な多くのモノを手に入れ、快適な暮らしを送ることができるようになりました。

 しかし近年、現在の資本主義にも弊害が目立つようになっています。

 一つ目は、グローバルに展開する大手企業と地方中小企業・小規模事業者との格差や、正規・非正規雇用との格差の問題です。また、急速な技術の進展や消費者ニーズの変化、新興国企業との価格競争などもあり、大手企業も将来展望を描きにくくなっています。これらと関連して、社会全体では未婚率・離婚率が上昇し少子化も進行、中高年層の1人暮らしが増加し、地域社会における人との関わり合いも薄れ、幸福感を得られにくい世の中になってしまったように思います。

 二つ目は、環境問題です。経済発展は先進国に続き新興国、開発途上国が同じ道を辿っています。今現在でも各国の化石燃料の使用や森林の減少などにより、大気中の温室効果ガスの濃度は急激に増加し続けています。このことにより、将来的に地球温暖化や温暖化が原因と思われる気候変動により、気温の変化、海水面の上昇、降雨量の変化などから自然災害や農作物の収穫量、漁獲量の減少など、人々の生活や地球環境にも悪影響をもたらし続けることでしょう。また、海洋中のマイクロプラスチックの増加は、生態系にどのような影響を与えるか予想することすら困難です。

 これらを考えると、衣食住が満たされた後の欲を満たすため消費活動と経済発展は、必ずしも人々を幸せにするものではなく、地球環境の破壊から住環境の悪化、食料確保の不安定化へと基本的な生活基盤を揺るがしかねないと言えるのではないでしょうか。

 科学技術の発展により、これらの問題をある程度解決することは可能だと思いますが、一人一人が地球の環境や動植物、そして私たち人類の将来を考えた生き方が求められていると思います。

 そして、ある程度の経済的豊かさを手に入れた後には、地球とともに持続可能性を探り、人々との関わり合いの中で生き甲斐や幸せを求めることが大切になってくるのではないかと思います。使命感を持ち、地域社会で必要とされ、そこからコミュニケーションが生まれ、生き生きと暮らすことができるようになるのではないかと思うのです。
 結果的に、地域でお金が循環し、地域社会の活性化にもつながり、人々が活き活きと生活できるようになるのです。

 幸いにして、現在活動の拠点としている北海道には、大自然や野生動物などの観光資源、農産物や畜産物、そして魚介類などの食の分野に強みがあり、それらから都道府県ブランドランキングでも圧倒的な1位になっています。
 これらを武器に、道内、道外全国、そして海外から北海道へ来てもらい、消費してもらうとともに、道外全国、海外へと販路を拡大できる機会にも恵まれているのです。

 中小企業・小規模事業者の皆様には、商品やサービスに独自性を持ち、小さくても利益率の高い企業を作り上げ、道内・道外へと販路を拡大するためのサポートを行ないたいと思い、ブルーラウンドを創業しました。

 そして、個々の企業が活力に溢れ、地域の様々な企業やアーティストなどと連携することで地域コミュニティが活性化するのです。

 地域でのコミュニティを大切にし、持続可能な社会の中で夢を実現し、心の豊かさを実感しながら生きるため環境を作りたいと思っています。

2.代表

 西浦 豊

(1)取得資格等

  •  中小企業診断士(業務休止中:海外駐在により未更新)
  •  MBA(経営管理修士)
  •  PMP(米国PMI認定プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)
  •  温泉ソムリエ温泉分析書・地域活性化マスター

(2)学歴

  •  青山学院大学理工学部機械工学科卒業
  •  小樽商科大学大学院商学研究科アントレプレナーシップ専攻修士課程修了

(3)経歴

 ①国内業務

  •  プラントエンジニアリング企業において石油精製プラント設計エンジニア
  •  SI(システムインテグレータ)企業において業務アプリケーションシステムエンジニア
  •  都道府県中小企業支援センターにおいて中小企業振興業務
  •  宿泊業チェーン企業においてWebマーケティングマネージャー

 ②海外業務

  •  ラオスのコンサルティング企業において、元国営ローカル綿製品製造企業の指導業務
  •  ナミビア国貿易産業省産業振興局において、中小企業振興業務