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「議論」よりも「物語」

昨今、「議論」よりも「物語」の重要性が取り上げられています。

「理性的な能力はこれ(物語)に依存している。物語は将来を見通し、予測し、計画を立て、説明するために最も大切な方法である。・・・私たちの経験や知識、思考の大部分は物語という形で構成されているのだ」
(認知科学者 マーク・ターナー)

観念的に言えば、人間は論理を理解するようにできていない。人間は物語を理解するようにできているのだ。」
(認知科学者 ロジャー・C・シャンク)

ポイントだけを箇条書きにしたものの方がシンプルで分かりやすいという面もありますが、全てが関連づいて1つのストーリーになっている方が理解し記憶しやすいということでしょう。

私は子供の頃から「物語」より「図鑑」を好んでいたので、多くの物語は読んでいませんが、最近読むようにしています。

そこで読んだ本がこれです。



ジェイク・ジリアンという少年が、小人達と一緒に奪われた魔法のランタンを探しに行く途中で様々な困難に出くわし、そこで得た教訓を身につけていくというストーリーです。

7つのリーダーシップに関する教訓を箇条書きにすると、以下のようになります。

・賢明に生きたければ 相手の立場に身を置け

・リーダーシップとは、都合の良さではなく、決断に従い、行動することである

・リーダーというのは、自分を改善し続けることに一生を捧げる勇気を持つ者である

・我々が手に入れているものは 結局は自らが望んだものである

・あなたの聞き方があなたにとっての現実を形成する

・人の行いにはそれなりの理由がある 許し、過去を水に流すことが大切である

・我々の最大の恐れは、十分な力を持っていないことではなく、自分の計り知れない力を知らないでいることである


伝えたいことを物語にして伝えるという能力が求められると思っています。特に、異なる文化で生きている人同士がコミュニケーションを取るときには、理論だけではなく「物語」という概念も重要ですね。

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