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ヒューマン2.0のルール

技術の進歩スピードが加速し、ビジネスの盛衰サイクルが速まっている昨今、人間の働き方も変化しているといわれています。

シリコンバレーという変化の激しい環境で働いている渡辺千賀さんの本から、特に参考になる点を抜粋しました。
ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない) (朝日新書)


シリコンバレーを泳いでいくためのルール

1.仕事のルール
(1)自分と異なる人を受け入れる
異質なものを掛け合わせると、より優れた解に達する。また、異質なもの同士の中から、思いがけない新しいアイデアが出てくる

(2)大事な情報はソースに当たる
インターネット時代は、世界から情報が奔流のように入る時代。本当に大事な情報は、その出元に直接当たって入手すると思いがけない事実が判明することがある。

(3)オープンソースな人になる
公開してよい情報はどんどん開示する。一生懸命調べて、知恵を絞って書き続ければいろいろな人が見てくれる。自分の知識を広げてくれるよなコメントをもらえることもある。そのやり取りを通じて、自分の知識と知恵が一層深まっていく。

(4)多くを期待される場に自分を置く
期待されるとついつい奮起してしまうのが人間。「その人の現状の能力を凌駕する目標」を「ストレッチ・ゴール」というが、ストレッチゴールを与えてくれる場に自分を持っていくように努力すべし。

(5)英語を身につける
英語さえできればインターネットを通じて入手できる情報量がものすごく多くなる。

2.転職のルール
(1)理論上の「本当の自分」を探さない
「本当にやりたいことのために、大きな変化を一気に起こす」のは大失敗につながる。

(2)時にはあきらめる
「逆立ちしても解決できない問題」は自分の能力を超えている問題。つまり、その問題を解決するに当たり、自分は無能。無能な自分が残るのは、自分もつらい、周りもつらい。良いことがない。

(3)どれほどムカついても鉛筆をバキッと折らない
仕事は円満に辞める。評判は一生ついて回る。

3.なるべく楽にやっていくためのルール
(1)体力を身につける(または無駄なパワーを極力惜しむ)
体力がないと、ここ一番でぐっと考えを深める時に集中力が続かない。

(2)文句を言わない
グチを言うかわりに「不快パワー」を充電させて、本質的な変革を起こそう。

4.人生のハッピーを最大化する
人の自由とは、「仕事をしていない時間の自由」+「仕事をしている時間の自由」
「仕事をしていない時間の自由」を最大化するには、「最も時間単価が高い仕事」をするべき。
「仕事をしている時間の自由」は、「どんな仕事をするか」などを考慮する。

5.人生のリスクを楽しむためのルール
(1)ラッキーになる
「ラッキーなふりをする」のが鉄則。また、ちょっとフワフワしていることで、チャンスを投げかけてくれることがある。

(2)波に乗る(おっちょこちょいな人になる)
どんなすばらしいことでも時機を逸したら決して上手くいかない。なんでこんなのが、と思われることも時流に乗れば思いがけなく大成功する。

(3)直感を大事にする
「脳神経学で近年明らかになってきているのが、「人間にはロジックより感情のほうが深く・速くモノがわかることがある」ということ。

6.サバイバルのルール
(1)現実をありのままに認識する
サバイバルに一番大切なのは、「自分のいる場所を、あるがままに受け止める」ことだという。遭難者がどんどん危機の深みにはまるのは、道を見失って迷ったときに「こんなはずではなかった」と、「予定されていたあるべき自分の姿」と「現実の自分の姿」のギャップに惑乱、むやみに動き回って「予定されていた自分の姿」に戻ろうとするから。

渡辺 千賀 ¥ 735


2006年12月に出版された本ですが、今回改めて読み直してみました。
今回このブログに記述したルールについては、定期的に読んでチェックしようと考えています。

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