同じモノを見ていても、人によって全く異なって見えるものです。
例えば、スマトラオオヒラタクワガタをクワガタ好きの人が見た場合、興味津々でかじりついて観察するでしょう。そして、
「これはアチェ産の内歯下がりでとても価値がある」
などと言い出すかもしれません。
一方、クワガタに全く興味のない女性などはゴキブリと区別がつかず、
「こんなに巨大なゴキブリ見たことない。しかもツノが生えてるし。ひぇ~~」
などと言い出すでしょう。
また、おしゃれな女性が自分で使用するリップグロスを購入するのに相当な時間を要し、みずみずしい色合いで、ふっくらとやわらかに魅惑的な唇を表現できる「スーパーバーム モイスチャライジング グロス」を購入したとします。
そのリップを使用して女友達にあうと、
「そのリップ、カワイイね」
など美的センスを認められて褒められるかもしれません。
しかし、デート相手の彼氏が見たときには、
「唇が油っぽいけど朝から天麩羅でも食べてきたの?」
などと見当ハズレなことを言い出すかも知れません!?
少々極端な例をあげましたが、このように、同じものを見ているにもかかわらず、捉えかたが全く異なるということは、日常生活において常に生じています。
これは、前もって持っている情報に格差があるからであり、その情報格差は興味の対象が異なることから生じます。
自分が興味を持っていないことについても知識として身につけることにより、今まで見えていなかったモノが見えてきて、価値を正確に捉えることができるようになります。
興味の幅を広げるとそれだけ世界も広がり、新たなアイデアも生まれやすくなるのです。
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