自然界に元々存在せず人工的に創造されたものは、直線的で堅く、なぜか冷たい雰囲気を醸し出します。
人と距離を置いて使用するものや高度に発達した技術を使用するものほど、この傾向が強くなります。
家電、乗り物、ビル・・・
これらは機能性を追及した結果なのですが、地球と人工的な創造物が共存しなければならないことを考えると、少し違和感を感じることがあります。
このように、自然界に不自然な人工物が増え続ける中にも、自然と融合する人工的な創造物が存在します。
オランダに住むTheo Jansen氏は、有機的な人工物・生命体を創造しているといえるでしょう。
Theo Jansen - Kinetic Sculptor on YouTube
この造形物はstrandbeest(砂浜動物)と呼ばれており、個々の部品は直線的ですが、全体では不思議と元々自然界に存在している柔らかい生命体のように見えます。
動く原理は個体によってことなりますが、全て風を動力として歩いているそうです。
フレームの構造に興味を持った方は、こちらが参考になります。
Simulation CGI of Theo Jansen ’s Mechanism by molybden on YouTube
A Theo Jansen´s by mechanism dwyllie on YouTube
Theo Jansen氏は、artとengineeringを見事に融合させているといえるでしょう。
歴史上、芸術と科学技術分野で偉大な功績を残したレオナルド・ダ・ヴィンチ (Leonardo da Vinci)に通じるものを感じます。
感性と理論を高次元で融合したいと考えている私にとって、大変興味深い創造物です。
興味を持たれた方は、こちらのサイトをどうぞ。
■Theo Jansen氏のサイト
strandbeest
■Theo Jansen氏へのリポート
和蘭生活事始 砂浜動物 テオ・ヤンセン / 風で歩く“生命体”を創る
■追記
Theo Jansen: The art of creating creatures
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